建築インテリア科 トピックス

建築インテリア科1学年 さざえ堂・旧滝沢本陣 見学

令和5年5月9日(火)

建築インテリア科1学年が一箕町に構えるさざえ堂・旧滝沢本陣を見学させていただきました。

少し距離はありますが、天候にも恵まれ、道中ごみ拾いをしながら徒歩で向かいました。

ゴミ拾いをしながら到着

さざえ堂は1796年に郁堂和尚が考案建立したもので六角3層高さ約16米、昇降別々のらせん形通路により階段がなく一方通行で上下するという日本唯一、世界にも例のない名建築とされています。

管理者である飯森さんからそれらの詳しい説明をしていただけました。ありがとうございました。

飯森さんの説明後さざえ堂横

その後は2班に分かれ、さざえ堂と旧滝沢本陣の見学を行いました。

正面堂内

旧滝沢本陣は、延宝年間(1673-1680)に滝沢組11ヵ村の郷頭を務めていた旧家・横山家に設けられ、江戸おもてへの参勤交代や領内巡視、会津松平家藩祖・保科正之公を祀る土津神社への参拝時などに旅支度をするための休憩所として利用されていました。

特徴は

・茅葺き(かやぶき)屋根

・書斎のある居間(床の間、棚がある座敷)

・建物あちらこちらに弾痕や刀傷がある。 ことで知られており、生徒も昔ながらの屋根仕様や内部の構造に驚いていました。

茅葺き屋根の説明敷居は跨いで渡ること!!土間

囲炉裏弾痕…

 

さざえ堂の木造二重螺旋構造や旧滝沢本陣の伝統的な内部仕上げや構造など、様々な建築に触れることができました。

今回の見学では建築の可能性と自由さ、表現の仕方などを学べたと思います。これからも多方面から刺激を受けて精進していければと思います。

ありがとうございました。