建築インテリア科

人が生きるための空間の創造と調和    

・・・それが建築インテリアの心髄です。

 

 

 

 社会に貢献できる建設産業人材を目指します。

 

 

 学習内容

 

人間が生きていくうえでの三大要素「衣・食・住」の「住」について、建築物の作り方について実習を通して実践的に学びます。

また、快適で安全な住環境について、構造、計画、設計、施工などの幅広い知識や技術を身に付けます。

製図の授業では、建築物の設計手法や図面の描き方、コンピュータを使った製図(CAD)などを多くの課題を通して学習します。

卒業後は、建設産業への就職や建設関係大学等への進学を目指します。

卒業後、すぐに2級建築士の受験資格が得られます

 

 

 

  カリキュラム

 

 <令和4年入学生から新課程>

 ◇専門科目

(1年) 工業技術基礎、製図、工業情報数理、建築構造

(2年) 実習、製図、建築構造設計、建築構造、建築計画

(3年) 課題研究、実習、製図、建築施工、建築計画、建築法規、建築構造設計(選択A)

 

◇選択科目

(1年) 芸術 ・・・音楽Ⅰ/美術Ⅰから選択

(3年) 地歴 ・・・地理A /日本史Aから選択

     選択A・・・国語表現/政治・経済/数学B/科学と人間生活/建築構造設計 から1科目選択

 

 

 主な実習内容

    

CAD実習 材料実験 実習(建方)

 

 
測量実習 木材加工実習  

 

  

 

 課題研究

 

 課題研究とは、3年間の専門的な知識・技術の学習の集大成として、各自(チーム)が決めた課題(研究、設計及び製作等)

に取り組み、その成果をまとめ発表するものです。

  

令和6年度のテーマ(課題研究.pdf)

 

 

 

 

 資格取得

 

・2級建築施工管理技術検定(学科試験)(一般財団法人 建設業振興基金へリンク)

・建築技術検定(福島県教育研究会 工業部会)

・国家技能検定3級(建築大工)(中央職業能力開発協会)

・グラフィックデザイン検定(社団法人 全国工業高等学校長協会へリンク)

・福祉住環境コーディネーター (社団法人 全国工業高等学校長協会へリンク)

・計算技術検定(社団法人 全国工業高等学校長協会へリンク)

・パソコン利用技術検定(社団法人 全国工業高等学校長協会へリンク)

・初級CAD検定(社団法人 全国工業高等学校長協会へリンク)

・その他

 

 

 

 主な就職先・進学先

 

  全体の進路情報(リンク先:進路情報)をご覧ください

 

 

 在学生の声

 

 みなさんこんにちは。建築インテリア科の紹介をします。

 

 建築インテリア科では、主に人間が生きていく上での三大要素「衣・食・住」の「住」について、建築物の造り方、建築の歴史などを学べます。

授業の他にも、様々な学習や体験ができます。実際の建築現場での見学をはじめ、2年生ではインターンシップもあり、企業の方々のご協力のもと、建築の仕事を直に体験することができます。また、「ものづくりマイスター」では、専門の先生に直接指導していただき、個々の技術のスキルアップもできます。これらの活動を通して、将来への準備ができます。

 

 建築インテリア科では、10の専門教科を3年間通して学びます。実習では木材加工、測量実習、CAD実習、材量実験など、幅広いテーマについて学べます。また、専門教科で学んだことを生かし、資格・検定の取得にも力を入れています。3年間の集大成として、国家資格である二級建築施工管理技術試験を受検します。かなり難しい資格であるので、生徒と先生方の力の入れ方は並大抵ではありません。全員合格できるよう、日々勉強を頑張っています。

 

 最後に、私が建築インテリア科について思うことを述べます。建築インテリア科の先生方は、生徒思いで優しい先生ばかりです。しかし、「挨拶の大切さ」「作業道具を大切にする気持ち」にはとても厳しく、社会に出るための心構えをしっかりと教えてくださいます。建築インテリア科には、数千万円、数百万円する機械があちこちにあるので、目が点になります。それらを雑に扱ったら、先生方に厳しく叱られます。

 

 建築が好きな人、興味がある人にとってはとても楽しいと思います。

 やる気のある人にぜひ来ていただきたいです!

 

 

 

 

  

 

 

 

 

(2021年新設学科

 

建築インテリア科 トピックス

【建築インテリア科】左利き用ドラフターの寄付を頂きました

2021年9月21日 09時56分

9月17日(金)図書室にて左利き用ドラフターの寄贈式が行われました。
このドラフターは、本校の卒業生が経営する高知市にある鈴木建設株式会社様より寄付して頂きました。
建築インテリア科の2・3年生の製図室に合計5台が配置され、左利きの生徒の作業効率が格段に上がり、大変感謝しております。
ご寄附いただいた左利き用ドラフターは大切に活用させていただき、建築インテリア科の学びをより充実させ、生徒の進路実現につなげて参ります。
この度の貴社のご厚意に教職員一同厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【建築インテリア科】福島県イノベーションコースト事業 2学年木造倉庫実習・1学年風呂椅子の製作

2021年9月16日 09時01分

倉本建築㈱の倉本文夫先生をお招きし、9月14日には1年生を対象とした風呂椅子の製作実習、9月15日と2年生を対象とした木造倉庫実習の授業が実施されました。

1年生を対象とした風呂椅子の製作実習では、原寸図を書き、天板の墨付けをしました。

久しぶりの木材加工実習の為、尺金の扱い方に苦労をしていたようでしたが、天板・貫の墨付けが終了しました。 

原寸図をもとに天板に墨付けをしているところ

貫材の墨付けを原寸で確認しているところ

 

 

 

 

 

 

 

間柱の寸法を現場で合わせているところ

間柱と筋交いの取り合いの墨付けをしているところ

 

 

 

 

 

 

 

 

原寸図【側板・貫のホゾ】

原寸図【天板・正面図】

天板と貫の墨付け完了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年生を対象とした木造倉庫実習では、今までの班の生徒達が加工してきた一つ一つの部材を地組、建入れ直しで修正し組みあがりました。「間柱・筋交い・窓台の加工」を行い、次回は、加工の終わらなかった間柱の筋交いとの取り合いの加工や、窓まわりの間柱の加工をし、上棟式前の最終仕上げとなります。

間柱に筋交い部分の取り合いの墨に合わせてノコ目を入れているところ

ノコ目に合わせノミで落としているところ

筋交いと梁・土台の取り合いの墨を付けているところ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

墨に合わせてノコギリで加工しているところ

筋交いを四角のビットのビスで取り付けている

柱に窓台のおさまる部分を加工しているところ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの分担する作業をみんなで協力しながら作業しています

お世話になった倉本先生との集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 倉本先生、お忙しい時間をぬってきていただきありがとうございました。

次回は、10月6日の上棟式でお世話になります。

 

【建築インテリア科】日本大震災・原子力災害伝承館 大熊町復興住宅 見学会

2021年9月10日 10時30分

9月3日(金)福島県からの補助を利用して、2年、3年建築インテリア科の生徒が日本大震災・原子力災害伝承館、大熊町復興住宅を見学に行きました。

改めて災害の恐ろしさを知る出来たとともに、復興はまだまだこれからということが分かりました。

生徒が将来、福島に残り復興の第一人者として活躍してくれるきっかけになったのではないでしょうか

 

 

 

 

【建築インテリア科】福島県イノベーションコースト事業 木造倉庫実習

2021年9月8日 20時00分

 9月1日、9月8日と倉本建築㈱の倉本文夫先生をお招きし、2年生を対象とした木造倉庫実習の授業が実施されました。

 地組を繰り返しながら、図面では理解のしがたかった、加工の全容がわかるようになり、生徒達も実習での達成感や感動を得始めているようです。

 9回目の9月1日は「火打梁・桁・梁・根太・垂木・小屋組み完成」、10回目の9月8日は「地組・加工修正・建入れ直し・仮筋交い」というような内容で実習を行いました。

 

火打梁の寸法の考え方を板書により教わっているところ。

梁と桁の仕口で、かぶと蟻となる部分をおさめ、垂木からの出を落とす墨付けをしているところ小屋組みを地組し、3班のみんなで集合写真。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レーザーレベルで土台の高さの差を確認しているところ。

羽子板ボルトの取り付け。

棟上げ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各柱の傾き具合を修正しながら、建て入れ直しを行い仮筋交を取り付けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

倉本先生との実習も2年生は残り1回となります。

10月6日の上棟式の為に、一つ一つ、丁寧な作業をしていきましょう。

【建築インテリア科】外部講師による高校生が参加する地域防災授業開催

2021年9月2日 16時21分

令和3年9月2日(木)建築インテリア科3学年対象で、『令和3年度高校生が参加する地域防災授業』を開催いたしました。
一般財団法人 福島県建築安全機構 斎藤様、日大工学部 浅里先生を講師にむかえ、地震のメカニズムや自然災害についての講話をいただきました。
生徒達は、身近に潜む危険な災害について熱心に聞き入っていました。

 

建築インテリア科トピックス

6月、本校建築科卒業の山口一男様(株式会社山口設計 社長)より建築の専門書「新建築」を贈呈していただきました。

数年前から定期的に頂戴しており、生徒の学習活動に大いに役立っています。

この日は平成27年度卒業の鈴木さんも同席しました。


 

 

建築インテリア科

 

 復興の礎・・・社会に貢献できる人材の育成を目指します。

  • 人間が生きていくうえでの三大要素「衣・食・住」の中の「住」について、様々な種類の建築物の作り方を実習を交えて学びます。また、住環境や建築デザイン、建築の歴史、構造力学などの幅広い知識や技術を身につけます。製図の授業では建築物の設計デザイン技法や図面の書き方、コンピュータを使った製図(CAD)などを多くの課題を通して学習します。   
  • 卒業後3年間の実務経験で2級建築士の受験資格が得られます。

     
           製図                  課題研究               測量実習                CAD実習

     

建築インテリア科で学ぶおもな専門科目

工業技術基礎
実習
製図
課題研究
情報技術基礎
建築構造
建築施工
建築計画
デザイン技術

建築構造設計
建築法規

建築インテリア科で取得できるおもな資格

2級建築施工管理技術検定
建築技術検定
国家技能検定3級(建築大工)
レタリング技能検定
グラフィックデザイン検定
カラーコーディネーター
福祉住環境
コーディネーター
計算技術検定
パソコン利用技術検定
初級CAD検定